歯の着色・くすみを除去したい!歯科医師が伝える除去方法・予防と8つのおすすめアイテム

【執筆・監修】菊地伸仁

ファミリア歯科 院長

歯を鏡でチェックする男性

あなたの歯は鏡で見るとどんな色をしていますか?

「こまめに手入れしていて真っ白!」という方もいれば、「よく見ると黄ばんでいる……」なんて人もいるのではないでしょうか。

私は歯科医師として毎日多くの患者様と接していますが、相談の中には虫歯治療だけでなく、歯の黄ばみ・着色についてなんとかしたいという悩みを抱えている方も少なくありません。

また自分の黄ばんだ歯に見慣れてしまい、虫歯発見が遅れて辛い思いをするというケースも……。

一生付き合っていく自分の歯。

どうせなら健康的かつ黄ばみのないきれいな歯でいたいものですよね。

実は歯が黄ばむ・着色する原因は大きく以下の2つに分けられます。

・遺伝・病気・服薬など体の「内側」による原因によって起こる歯の着色
・飲食物・タバコなど体の「外側」から摂取するものによる原因によって起こる歯の着色

その為、自分の歯の着色を改善するには、自分の歯が何を原因に着色しているのかを正しく判別し、原因に沿ったケアを行う事が非常に大切です。

そこでこの記事では、現役歯科医である私が自宅・歯医者で手軽にできる歯の着色除去・予防の方法をしっかりと解説していきます。

実際に私が試して良かったアイテムなどもご紹介していますので、まずはこの記事をきっかけにご自身の歯を見つめ直す機会にしていただけますと幸いです。

それでは見ていきましょう。

 

1. 歯が着色する原因

歯の着色の原因は、大きく分けると2つに分けることができます。

1)内因性の原因による歯の着色

・遺伝、病気および服薬が原因で起こる歯の着色

2)外因性の歯の着色

・飲食物・タバコ・薬品色素が原因で生じる歯の表面の色素沈着
・歯の詰め物や硝酸銀などが原因でできる歯の着色

上記のように分類される外因性の歯の着色の中でも、飲食物やタバコ、薬品の色素が沈着しているものについては歯の表面が汚れているだけで、歯の中に汚れが浸み込んで歯が変色しているわけではないのです。

ですから、あなたは歯の表面をきれいにする方法を知れば、あなた自身の手で、表面に汚れの無い歯を蘇らせることもそれほど難しいわけではありません。

  着色の種類 自分自身で着色除去できるかできないか
内因性の原因 遺伝、病気および服薬によるもの できない
外因性の原因 飲食物・タバコやある種の薬品色素によるもの できる   
歯の詰め物や硝酸銀によるもの できない

この記事全体は自宅でできる着色・ステインの除去を主題にしていますが、まずは、自分自身の手によるケアで除去可能な着色について解説いたします。

1-1. 飲食物による着色

コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、赤ワインなどの飲み物や、カレー、チョコレート、キムチなどの食品の色素は歯の着色の原因となります。

着色の原因となる飲食物の大半にはポリフェノール類が含まれています。ポリフェノール類は健康に良い効果が得られることで知られていますが、歯の着色を起こすという作用もあります。

ポリフェノール類は歯の表面をうすく覆っている「ペリクル」という糖タンパク質成分と結合しやすいです。

したがって、ポリフェノール類を多く含む食品は着色の原因となります。

ポリフェノール類は着色原因

1-2. 喫煙よる着色

タバコの喫煙も歯の表面の着色の原因となります。

なぜなら、タバコの煙に含まれるタールは粘性が強いため歯の表面に強固に付着しやすいからです。はじめのうちは薄い褐色の着色ですが、どんどん蓄積すると真っ黒な着色となります。

こちらは、タバコのタールによる着色のある歯です。

タール着色歯

 

ここまで頑固に着色すると自分自身の手ですぐに除去することは難しいでしょう。

 

1-3. 薬品よる着色

着色する成分を含むうがい薬や歯みがき粉、フッ素ジェルの日常的な使用も歯の着色原因となります。

以下にその着色成分を示します。

・ポピドンヨード
・グルコン酸クロルヘキシジン
・フッ化第一スズ

日々お使いのうがい薬や歯みがき粉、フッ素ジェルに、上記の成分が含まれているかチェックしてみるのもいいでしょう。

 

2. 歯の着色汚れの方法【ホームケア編】

・歯の着色汚れ除去方法

では次に自宅でできる歯の着色除去方法、グッズを見ていきましょう。

2-1. 電動歯ブラシを使用する

電動歯ブラシを用いると、手でみがくよりも早く振動を繰り返すので、短時間で歯面の清掃を効率的に行えます。

電動歯ブラシの中には、着色除去のためのモード設定や着色除去のためのブラシが付属している製品があります。

そのような製品でブラッシングを行うと歯の着色・ステイン除去が行えます。

以下では、着色除去の性能も重視して製品開発された商品をご紹介します。

 

プリニア スマート

GCプリニアスマート

 

GC、参考価格(Amazon) 8,799円

 

この製品のポイントは、セット一式に「ステインオフブラシ」が付属していることです。

ステインオフブラシは毛先の形や植毛方法が着色除去に向いているように仕上げられているので効率的に着色の除去が行えます。

 

ステインオフブラシ説明

※「音波電動歯ブラシ ジーシー プリニアスマート」より画像引用 

 

ソニッケアー ヘルシーホワイト ブルー HX6719/43

ソニッケアー電動歯ブラシ

フィリップス, 参考価格(Amazon) 6,537円

 

電動歯ブラシで20年以上の販売歴を有するソニッケアーシリーズの製品の一つです。

特徴が2つあります。

1.クリーン&ホワイトモードというステイン(着色汚れ)を落とすのに特化したブラシの振動モード機能搭載
2.ステイン除去に最適なダイアモンドクリーンヘッドブラシが付属

2つの特徴により、着色除去性能の向上を図っています。

 

2-2. 着色除去効果のある歯みがき粉を使用する

歯の着色を効果的に除去するには、その目的に合った歯みがき粉(歯磨剤)の利用が有効です。

なぜなら着色除去効果のある歯みがき粉には、着色除去に効果を発揮する成分が含まれているからです。

ブラッシング時に使用することで着色を除去し、除去できた後は定期的な使用で着色を予防することができます。また、過度に研磨力が強い製品は、歯を傷めるのでそのような製品は避けることが大事です。

・ブラッシング時の注意点

どんな歯みがき粉でもブラッシング時の力の入れ具合で歯や歯肉を傷つけるので強くゴシゴシとブラッシングすることは避けましょう。

ブラッシングの仕方には人それぞれ上手下手があります。よって、歯のブラッシングによるダメージを抑えるために研磨力を抑えた製品でも1~2日に一回の使用をおすすめします。

それでは、歯科医師である私の目線から実際に使用してみた検証結果も踏まえてピックアップした商品をご紹介いたします。

歯みがき剤を選ぶ際のご参考になれば幸いです。

 

ブリリアントモア  

ブリリアントモア

 

ライオン, 参考価格(Amazon) 972円 (90g)

 

この歯みがき粉最大の特徴は、「着色を浮かせて落とす成分配合」という点です。

一般的な歯みがき粉は研磨剤の力を借りて歯の汚れを落とすのですが、デメリットとして研磨剤のみに頼った歯磨き粉だと歯を傷つけやすくなるという点があります。

その点、このブリリアントモアは「ピロリン酸ナトリウム」という成分の配合により、着色を浮かせて除去するので、歯に優しい着色効果の高い歯磨き粉といえます。

またフッ素(フッ化ナトリウム)配合によりむし歯予防の効果も期待できます。

・実際に使ってみました

実際に購入して3日間使ってみました。

まず使用して一番感じたのは、コーヒーや茶渋など飲食による着色の確かな除去能力です。私の上の前歯は着色しやすいのですが、使用開始から即日歯を確認した所、目に見えて歯本来の白さが戻った感じは確かにありました。

フレーバーは2種類あり、フレッシュスペアミントの香りの製品を使用しましたが、特別強いミントという感じではなかったです。※あくまでも私個人の使用の感想です

・こんな方におすすめ

・着色汚れ(ステイン)除去とむし歯予防の効果を得たい方

 

 

スーパースマイル(supersmile) 

スーパースマイル

参考価格(Amazon)2,050円 (119g)

 

次にご紹介するのはスーパースマイルです。これはホワイトニング先進国のアメリカで、審美性を意識して開発された歯みがき粉です。

スーパースマイルの2つの特徴

1)着色汚れ(ステイン)を分解して落とす独自成分「カルプロックス®」配合
歯の表面のエナメル質を傷つけることなく、歯の着色汚れ(ステイン)の元となっているたんぱく質の膜(プロテインペリクル)を特異的に分解します。

2)フッ素(モノフルオロリン酸ナトリウム)配合
フッ素が900999ppm 配合されています。フッ素は虫歯予防の効果があり、虫歯予防効果を謳った歯みがき粉には常に配合されている成分です。

・実際に使ってみました

3日ほど使ってみた感想です。

2~3回使用でクリア感が歯の表面に出てきた感じがしました。

ただ、肉眼で見た時にそういう風に感じられるレベルで、写真にとってもわからないレベルです。もし、着色がたくさんついている状態で使用開始したら効果がはっきりわかる写真が撮れると思うのですが、日ごろ着色を十分落としているため効果のほどを画像でお伝えできないのは残念です。

歯みがき粉の味そのものはミント系で少し甘さを感じるテイストで、個人的にはリピートしてみがきやすい風味に感じます。※あくまでも私個人の使用の感想です

こんな人におすすめ

・着色の除去とむし歯予防の効果を一度に期待する方

 

コンクール クリーニングジェル <ソフト>

 

コンクールクリーニングジェルソフト

ウェルテック, 参考価格(Amazon) 1,436円 (40g)

 

ウェルテック社が販売する「PMTC(歯科医院で行う歯のクリーニング)」用のペースト剤「クリーニングジェル<PMTC>」を家庭でも使える仕様にした製品です。プロ品質に準じた着色の汚れ落ちが期待できます。

 

コンクールクリーニングジェル<ソフト>2つの特徴

1)高機能シリカで着色汚れを吸着

2)キレート剤(ピロリン酸ナトリウム)配合により着色の再付着を予防

 

・実際に使ってみました

3回ほど使用しましたが、着色があまり付いていない状態での使用だったので、目に見えて大きな変化はなかったです。しかし、使用後のスッキリ感は十分あり、歯がつるつるしたように感じられました。

中身は半透明の薄い黄緑色系の色をしたジェルです。グレープフルーツの香りマイルドな風味付けがされています。発泡剤が入っていないので全く口の中で泡立ちません。※あくまでも私個人の使用の感想です

・こんな方におすすめ

・ミント系の歯みがき粉は苦手な方
・泡立つ歯みがき粉は苦手な方

 

薬用シュミテクト やさしくホワイトニング

 

シュミテクトやさしくホワイトニング

グラクソスミソクライン 参考価格(Amazon)445円(90g)

 

こちらは、テレビCMでも多くの方がご存知なのでは?というシュミテクトブランドの製品です。知覚過敏の予防をコンセプトに、何種類かの歯みがき粉をラインアップしていますが、ここでご紹介するのは「薬用シュミテクト やさしくホワイトニング」です。

薬用シュミテクト やさしくホワイトニングの2つの特徴

1)改良ツインシリカとポリリン酸ナトリウム配合
改良ツインシリカとポリリン酸ナトリウムが配合されています。ポリリン酸ナトリウムで着色を浮かせて、浮かせることにより過剰に歯を傷つけることなくブラッシングと改良ツインシリカの力で着色が除去されるというメカニズムです。

2)硝酸カリウム配合
硝酸カリウムは知覚過敏抑制効果のある薬品です。即効性は期待できませんが1~2週間の使用で徐々に知覚過敏の症状が改善できることがあります。

・実際に使用してみました

比較的価格が安いのですぐに着色が落ちるのだろうかと半信半疑だったのですが、一度使用しただけできちんと着色が落ちました。

歯みがき剤の香りや味は万人向けなミントフレーバーで甘すぎない味付けがなされています。※あくまでも私個人の使用の感想です。

・こんな方におすすめ

知覚過敏と着色汚れの改善を同時に図りたい方

コストパフォーマンス重視の方

 

ルシェロ歯磨きペースト ホワイト

ルシェロホワイト

GC, 参考価格(Amazon) 1,759円 (100g)

 

ルシェロ歯磨きペーストホワイト3つの特徴

1)Lime粒子配合
きめ細やかで歯質よりやわらかいLime粒子(炭酸カルシウム)を配合。高濃度に配合されたLime粒子とブラッシングで、落としにくい着色汚れを除去します。

2)PEG400配合
薬用成分「ポリエチレングリコール(PEG400」が、着色汚れの中でも頑固なタバコの「ヤニ」を溶かして除去。

3)フッ素(モノフルオロリン酸ナトリウム)配合
フッ素(モノフロオロリン酸ナトリウム)が歯の再石灰化を促進し、むし歯の発生と進行を予防します。

・実際に使ってみました

これも着色汚れはきちんと落ちました。タバコは吸っていないのでヤニ汚れがしっかり落とせるかの検証はできませんでしたが、普通の食物由来の汚れは落ちます。

フレーバーはしっかりミント風味ですが、味付けは薄く、甘くもなく辛くもない薄味でした。※あくまでも私個人の使用の感想です。

・こんな方におすすめ

・タバコを吸っているためヤニの着色が強い方
・着色汚れ除去と虫歯予防の効果を同時に求める方
・味付けの薄い歯みがき剤が好みの方

 

メルサージュヒスケア ソフトミント

メルサージュヒスケアソフトミント

松風 参考価格 (Amazon) 999円 (80g)

 

この製品は元々、ホワイトニングをする人向けに開発されたものです。そのため、着色汚れの除去だけではなくホワイトニングで起こりやすい知覚過敏の抑制効果もある商品仕様となっています。

メルサージュヒスケアミントの2つの特徴

1)マクロゴール400配合
マクロゴール400が配合されているので、タバコのヤニの除去の薬効があります。もちろん、通常の着色もシリカなどの清掃剤と相乗効果を発揮し落とされます。

2)硝酸カリウムと乳酸アルミニウム配合
知覚過敏抑制効果のある、硝酸カリウムと乳酸アルミニウムがダブルで配合されています。硝酸カリウムのみ配合の歯みがき粉よりもさらに高い知覚過敏抑制効果が期待できます。

3)フッ素(フッ化ナトリウム)900ppm配合
再石灰化効果のあるフッ素(フッ化ナトリウム)配合です。虫歯予防の効果があります。

・実際に使用してみました

上の前歯にやや着色が付いた状態で使ってみました。一度の使用できれいに取れました。着色量が少ないので大量についている人が一度でとれるかどうかまではわかりませんが歯の表面の着色除去の効果は確認できました。

歯みがき剤そのものは、ジェルと普通の歯みがき粉の中間の素材感で、とろりとした感じです。風味も特徴があってミントフレーバーとかき氷のような甘い清涼感合わさったような独特な感じです。歯に少しシュワット浸み込むような感覚があります。そう悪くないテイストと個人的には感じます。私の妻は、はガムのような味がすると表現しています。※あくまでも私個人の使用の感想です。

・こんな人に特におすすめ

・知覚過敏の方
・ホワイトニング中の方
・ヤニの着色が多い方

 

※筆者がおすすめしない着色除去の方法

・重曹みがき

一部世間や、インターネット上では民間療法的な手法として、重曹で歯をみがく方法が知られているようです。着色除去の効果は確かにありますが、歯を傷つけ知覚過敏を引き起こしたり、歯そのものが削れたりすることもあるので避けましょう。

・清掃用メラミンスポンジで歯の着色部分をこする

メラミンスポンジで清掃をすると汚れ落ちがいいので歯がきれいになるかもと思う方がいるかもしれません。私は自分自身の歯を自己責任で試しにメラミンスポンジで擦ったことがありますが、実際、着色は本当に落ちます。

しかし、メラミンスポンジは意外と硬いので歯の表面を傷つける恐れがあります。したがって、歯の着色部分をメラミンスポンジでこすることは避けましょう。

 

 

3. 歯の着色汚れ予防方法【ホームケア編】

 

3-1. ていねいなブラッシングを徹底する

日々の丁寧なブラッシングが着色汚れの予防には欠かせません。歯は複雑な形をしていますが、すみずみまで丁寧にみがくことが着色を防ぎます。特に、着色しやすい飲食物をとった日は特に丁寧にブラッシングをしましょう。

3-2. 着色除去効果のある歯みがき粉を使用する

歯磨き粉を使わずにブラッシングだけするよりも、着色除去効果のある歯みがき粉の使用をしてブラッシングをすると着色の予防効果がさらに高くなります。

定期的に着色除去効果のある歯みがき粉を使用すると、着色のほとんどない状態で着色を落としているため、常に着色の無い状態が保つことができます。

3-3. デンタルフロスを使う

着色汚れの予防のためには「デンタルフロス」の使用もおすすめです。

食後は歯と歯の間に歯垢が形成され歯に着色しやすい物質も一緒に留まりやすくなります。

したがって、デンタルフロスで歯と歯の間に残っている歯垢などを除去することは、着色汚れの予防へとつながります。

よって、毎日、デンタルフロスを使用すると良いでしょう。

3-4. こまめなうがいをする

こまめなうがいも着色の予防に良いでしょう。

なぜなら、歯の着色原因となる物質の濃度が減少するので、歯の着色を起こしにくくなると考えられるからです。

うがいできる環境であれば、着色しやすいものを摂取した後、あまり間を置かずに水でうがいしてみましょう。

3-5. ガムを噛む

意外かもしれませんが、ガムを噛むことも、歯の着色予防につながると考えられます。

なぜなら、ガムを噛むと唾液の分泌が促進され、お口の中の唾液の量が増加します。するとお口の中の着色成分を含む汚れが増加した唾液により洗い流されるので着色しにくくなるわけです。

もし、着色予防のためにガムをかむのであれば虫歯予防に役立つガムを選択すると良いでしょう。

虫歯予防のガムの関連記事:虫歯予防に有効な3つのガムと効果を引き出す2つのポイントを解説

3-6. タバコをやめる

タバコの喫煙をやめると、タバコによる着色がなくなります。

タバコにはヤニの元となるタールが含まれ、ヤニによる歯の着色の原因となっています。

また、タールは健康を害する原因ともなっています。したがって、タバコを止めるのが最もよいことです。

3-7. 「鼻呼吸」を意識する

実は、鼻から息ができていなくて、口で息を常にしている人は歯が着色しやすくなります。

たいていの人は鼻で息を吸い、鼻で息を吐いています。このような呼吸の形式を「鼻呼吸」と言います。しかしながら、鼻の病気のため鼻づまりとなってしまうと、口で息を吸い口で息を吐く呼吸形式の「口呼吸」になってしまうのです。

いつも口呼吸をしていると息が常に通過するお口の中が乾きます。そして、歯の表面も乾燥しやすいので、着色の定着が顕著に。

したがって、口呼吸は歯の着色がしやすくなる原因と言えるのです。

鼻で呼吸することを意識してみましょう。意識して鼻で呼吸してみて苦しさがあれば鼻の病気が疑われます。

そのような場合は、耳鼻科を受診して鼻で呼吸しづらい原因を解決することが望ましいでしょう。

 

4. 歯の黄ばみ・着色の除去・予防方法【プロケア編】

いろいろと頑張って自分で歯のお手入れをしているにも関わらず思ったようにならないことがあるかもしれません。

そのような時は、歯科医院に足を運んで、悩んでいることを歯科医師や歯科衛生士に話してみましょう。

もしかすると、自分自身で行うブラッシングの方法に問題があるかもしれません。その場合は、ブラッシングの方法のアドバイスを受けたり、医院でクリーニングも受けたりして改善を図れると思います。

歯科医院では、歯の着色の種類・程度に応じて、主に以下の道具を組み合わせて着色汚れを除去することが多いでしょう。

・超音波スケーラー
・回転ブラシ&カップ
・エアーフロー

着色汚れがきれいになった後は、歯科衛生のプロの歯科衛生士に日々の生活で着色汚れを防ぐ方法のアドバイスを受けてみてくださいね。

また、クリーニングを歯科医院で行っても改善が充分ではない場合、ホワイトニングやその他の歯科治療を受けることの提案が行われることもあるかと思いますので、十分に説明を受け、あなた自身の希望が叶う方法を選択してみましょう。

 

5. まとめ

今回は、主に自分自身でできることを中心に、歯の着色汚れとその原因および除去・予防方法をまとめてみました。

歯の着色除去はあなた自身の印象をアップし、さらに虫歯の無い歯を保つことにつながると考えられます。

歯の着色の原因には様々なものがありますが、食物や飲み物、タバコなどによる歯の着色はあなた自身の手でケアすることで除去できるものが多いです。

歯の着色除去の際には、ご紹介した着色除去に向いている電動歯ブラシや歯みがき粉を使用すると、徐々に歯の着色が取れるようになると思います。

また、今回ご紹介した歯の着色予防に役立つ方法には以下のものがあります。

・丁寧なブラッシングを徹底する
・着色汚れ除去効果のある歯みがき粉を使用する
・デンタルフロスを使う
・こまめに「うがい」をする
・ガムを噛む
・タバコをやめる
・鼻呼吸を意識する

上記のことを意識して歯の着色予防につなげてみましょう。

あなた自身でケアをしても歯の着色汚れがうまく取れないときや予防のことで困ったことがあれば、歯科クリニックで施術や指導を受けてみましょう。

くすみの無いきれいな歯はとても気持ちの良いものです。この記事が一人でも多くの人に読んでお役立ていただければ幸いです。

参考文献:DH style 増刊号「みんなが知りたいホワイトニングQ&A」
参考サイト: 「薬用歯みがき類製造販売承認基準について」(平成27年3月25日薬食発0325第37号)

 

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